0歳児を保育園に預ける母親の罪悪感との向き合い方

0歳児を保育園に預ける母親の罪悪感との向き合い方

こんにちは、ミナです。

 

すっかり暑くなってきましたね。

私はサラリーマンなので、5月からまた育児休暇を明けて仕事に復帰しました。

 

早いものでもう息子を保育園に預けて始めてから、

1か月半が経とうとしています。

今考えると、息子を保育園に預けてよかったなと思いますが、

そう吹っ切れるまでの慣らし保育の期間は葛藤の連続でした。

 

ママはつらいよ!

 

最初は復帰に向けて慣らし保育を行うのですが、

毎日毎日朝が来るのが辛い状況でした。

 

本当は一緒にいたいのに、いられない。

我が子の世話もしてやれないんだ・・・という無力感。

 

保育園に行くための着替えをさせながら、

無邪気な息子を見ていると涙がこみ上げてきて、

毎朝不甲斐ない自分を責めていました。

 

息子を送った帰り道。何度も何度も、

我が子といれるシミュレーションを考えてみるのですが、

現実は厳しい。

 

仮にできたとしても、貯蓄や今後の教育費を考えると

圧倒的に自分が復帰した方が状況はいいんです。

 

そして、ワーママがこんなに悩んでしまうのはきっと、

何気ない周りからの“ 呪いの言葉 ”のせいだと思うんです。

※スピリチュアルな話ではないです

 

「まだ小さいのに可哀想」

「3歳までは一緒がいいんだけどねえ・・・」

 

何度となくこの言葉は聞きました。

悪気があって言ってるのではないことはわかっているのですが、

ボディブローのように効いてきます。

うちの子は可哀想なんだ・・・甲斐性がなくてすまない、

そういう気持ちにさせられます。

 

今の時代、共働きのご家庭も多いかと思います。

まだまだ小さく、何もわかっていない我が子を

預けなくてはならないママがたくさんいると思います。

 

同じ働くママとして、この記事を通して預けることへの

不安を取り除いてあげられたら・・・エールを送れたらと思います。

 

 

 

子どもの保育園での過ごし方

 

息子9か月(2017年5月時点)

ずりバイで高速移動+少しつかまり立ちができるようになってきていて、

食事は離乳食+母乳

おっぱい好きなため、離乳食にそれほど執着がないです。

ストローマグはお茶で水分補給できるように

6か月ごろから練習しました。

 

保育園では、ずっと泣いていて

ご飯の食べも家ほど良くなく

フォローアップミルクも拒否しているとのこと。

 

日中はほとんど泣いていて、

お昼寝もしない状態。

 

コンディションはあまり良好とは言えません。

 

 

 

 

1か月後の息子(2017年6月時点)

ハイハイ+短い時間のタッチ

離乳食+夜間母乳

おっぱいは好きですが、昼間はあげられないので

寝る前だけになりました。

持参するお茶は自分で持って飲んでいるようです。

 

日中は泣かないで夢中で遊んでいるようで、

どろんこ遊びや水遊び・ちらしビリビリなど、

普段だったらつい止められちゃうような遊びに興じているようです。

 

お昼寝も午前寝と午後寝、両方

たっぷりとれるようになりました。

 

4か月後の息子(2017年9月時点)

すっかり歩けるようになって、毎日駆け回っています。

断乳も済んでいるため、

ご飯はおかわりもするくらい食べているそうです。

 

今のところ、丈夫なほうなのか保育園も

週1回お休みするかどうかというくらいの登園率です!

ママ助かるわ・・・・(・´з`・)

 

登園もお迎えに行っても泣かなくなりました。

先生たちにもすっかり慣れて、

お昼寝もしっかりしてきます。

 

最近は休みの日も息子の体力を削らなければ!と

必死になっているので、平日保育園で

散歩やプールに入ってきてくれると

夜もすんなり寝てくれるので生活にリズムが自然とできて

健康的に過ごせます。

 

 

保育園に慣れるスピードは、子どもの個性も

大きく影響すると思います。

もう少し小さい月齢で、人見知りもしない子だと

すんなり馴染める子も多いようです。

 

でも、1か月もすれば

送り迎えは泣いちゃう子もいますが、

ママが去った後はすぐに切り替えて遊んでいます。

 

子供なりに、「パパママは迎えにまた来てくれる」と

きちんと理解しているんだと思います。

最初は、今生の別れになるのでは?と

不安になっちゃうんでしょうね。

 

保育園に通う際に立ちはだかった課題たち

 

 

フォローアップミルク飲まない問題

 

先生から母乳をやめてみては?と提案がありました。

悩みに悩みましたが、正直やめたくなかったので

やめませんでした!

こちらは賛否両論あるかと思いますが

・息子の精神安定剤になっているのにとりあげるなんて…..

・添い乳で寝かしつけてきたのに、

夜寝なくなったらどうしたらいいんだ

・断乳よりも、自然な卒乳を目指したい

こんな思いから、断乳はしませんでした。

 

結果としては、日中母乳をもらえないと悟った我が子は、

ご飯をモリモリ食べるようになり、

月齢も9ヶ月の終わりだったのでフォローアップミルクは

無理にあげず、やめようという結論に達しました。

そのかわり、おやつを食べさせてもらっています。

※作っても作っても飲まない息子と先生との根競べでもあったのだと思います。

 

お昼寝できない問題

 

環境になれていないから、寝れなかった。その一言に尽きます。

大人でもそうですよね、

知らない場所で、しかも知らない人が

たくさんいる中でグッスリ寝れないですよね。

 

慣らし保育が終わるころには

徐々に眠れるようになってきました。

保育園に通って2ヶ月目は、

午前寝と午後寝両方できるようになりました。

焦らなくてもいいんです。

「慣れるのって難しいよね、私でも難しいもん、よく頑張ってるね。」と

声をかけてあげてください。

子供も闘ってますから!

 

ご飯食べない問題

 

こちらも慣れが肝心です。

ただ、これは家でも工夫できることがあります。

 

それは、保育園の離乳食に近づけてあげること!

家で食べてるものと、保育園で食べているものは思ったより違いました。

なので、できたら食べているものを先生にお願いして

見せてもらって、素材の大きさや味の濃さを真似して、

お家でも練習すると慣れるのも早いと思います。

 

登園がつらい問題

 

子供がママを求めてやはり泣いてしまうことが何より辛いです。

息子の泣き声を聞きながら、保育園を後にするのはかなり心にくるものがあり、

今すぐ抱き上げて抱擁してあげたい、連れて帰ってしまいたい衝動に駆られました。

不思議なもので、ほかの子の泣いている声もたくさん聞こえるのに

我が子の声ってハッキリわかるんですよね。

これは、慣れるまで母親は辛いと思います。

 

なので、可能であれば登園はパパにお願いすることをオススメします。

パパっていい意味でドライです。

差し迫る時間との闘いの中で、我が子の泣き声も聞いてる暇もなく、

淡々と預けてきてくれます。

 

子供もいつまでもママが後ろ髪を引かれていると

期待して余計に泣いてしまいますから、

パパくらい事務的な方が諦めがつき、遊び始めるのも早いそうです。

ママも、その泣き声を聞かないだけで精神へのダメージはだいぶ軽くなります。

 

いいんです、ズルくないですよ。

迎えに行く時に

会いたかったよー!と笑顔で迎えに行ってあげてください。

 

パパが無理そうなら、預けたらすぐ

お買い物に行ってしまうのもいいと思います。

復帰するために、自分の服を買いに行く。

ゆっくり試着なんて、子どもがいたらできませんし、

産後でサイズも変わっているので、必要になるかと思います。

ただし、保育園からの呼び出しも突然あるのでショッピングは近場がオススメです!

 

保育園に行く我が子はしあわせ!

 

わたしは正直息子が保育園に行くまでは、保育園に行くことって

“大人の都合” なんだと思っていました。

そういってしまえば、そうなのかもしれませんが

小さいうちから預ける、保育園に通う金銭面以外のメリットもたくさん感じました。

 

1、兄弟もいない第一子でも、お兄ちゃんお姉ちゃんがいるような環境で過ごせる

保育園に行くと、まわりの年長さんが「なにちゃんて言うの?」「一緒にあそぼうねー」と

声をかけてきてくれます

まだ一人っ子の息子でも、たくさんのお兄ちゃんお姉ちゃんがいるような環境で過ごすことができます。

不思議と年が近いと人見知りせず、楽しそうに自分から追いかけたりします。

 

2、お家ではできない遊びができる

毎日息子はプールや泥遊び、川の土手へ散歩に行ったり、

ダンスを踊ったりと様々な遊びをして帰ってきます。

お家では禁止されるような、でも子供が目を輝かせるような

遊びをたくさんさせてもらえます。

 

3、信頼できる大人が複数いることの安心感

お父さん、お母さんだけではなく、普段真心をもって

お世話してくれている保育士さんも安心できる存在であることを学べます。

小さかった我が子の世界が少し広がったように思います。

4、生活リズムが整う、集団生活に自然と慣れる

遊ぶ時間、ご飯を食べる時間、寝る時間、保育園では

すべて決まっています。

息子は、その予定に合わせてしっかり遊んで、寝て、

食べて帰ってきます。

それが息子にとって普通で、当たり前です。

みんながやっているから「いただきます」や「こんにちわ」を

自然と身につけていました。

大人になっても大事なことだと思うので、

家庭でも大切にしていきたいです。

 

保育園はお家では得られない、貴重な体験も経験させることができます。

保育士さんも愛情たっぷりに接してくれているので、

決して保育園に預けられている我が子は可哀想な子ではないんです。

立派に保育園に通ってる我が子をむしろ誇りに思います(*´v`)

 

まとめ

ママは累積する課題と罪悪感に押しつぶされそうになるかと思います。

子供の保育園+自分の復帰。どっちも不安ですよね。

辛かったら泣いてもいいんです、上手く周りに辛いんだよーと話を聞いてもらって、

旦那さんにも説明をして、理解を求めていいんです。

 

1人で抱え込まず、育児なんて

1人でできることではない!と割り切って頼ってください。

 

母親だから頑張らなければいけない、

みんな上手くやってるんだから私だって上手くやらなきゃ!と

思わなくてもいいんです。

 

大丈夫、我が子のことで悩んでいるあなたは

十分立派なママですよ!

 

自分を責めるよりも、周りに助けてもらって

ちょっとできた余裕で、

我が子に笑顔を向ける時間を作ってあげることの方が大切だと思います。

こどもはママの笑顔が大好きですから。

 

子育てカテゴリの最新記事