「断捨離=捨てること」じゃあ、『気に入らないけれど使えるモノ』はどうするの?

「断捨離=捨てること」じゃあ、『気に入らないけれど使えるモノ』はどうするの?

 

断捨離、ミニマリスト、シンプル生活

いろいろと言い方があるけれど、

 

どれも不用品を捨てて、

『ムダをそぎ落とすことで、生活が洗練させていく』ことだと思います

 

だから

気に入らない、役に立たない、使ってないものを捨てるのが

基本中の基本

 

 

わたしも日々、洗練された生活を夢見て

不用品を処分しています

 

 

不用品を処分する過程で困るのが、

『気に入らないけれど使えるモノ』の存在

 

 

もらったペン・スポンジ・お掃除シート、

あんまり柄が好きじゃないタオル、コンディショナー

 

こんまりさんに相談したら今すぐ

「捨てよう」と言われそうなモノたちです

 

 

わたし自身も、わかってるんです

 

 

捨てるときの罪悪感も一瞬だし

捨てたらスッキリするって

 

 

でも、でも、

まだ使えるんです

 

 

「まだ果たせる使命が残ってる」と

語りかけてくるような気までしてくる

 

 

だから、こんな気持ちにさせられるモノは

わたしは『使い切る』ことにしています

 

 

 

 

わたしの『気に入らないけれど使えるモノ』

たとえば、わたしの

『気に入らないけれど使えるモノ』は、

 

大学生時代、体育祭の景品でもらった

『しずくちゃんのえんぴつ』

 

 

引き出しの中に、まだ何十本とあるんです

 

 

こんなアラサーにもなって

しずくちゃんは似合わないし

使っているところを知り合いに見られたら、ちょっと恥ずかしい

 

 

けれど

モノに罪はありません

 

 

絵柄がしずくちゃんだろうが

なんだろうが、えんぴつです

 

 

新品同様の『しずくちゃんえんぴつ』を

絵柄が気に入らないからって

 

わたしは捨てることなんてできません

 

 

そこで、

もったいない精神+過去の自分への戒めとして

毎日の勉強に使うことにしました

 

 

学生時代に数ページだけ書いてそのままになってる

大量のノートとともに

毎日毎日、ガシガシ使っています

 

 

 

「なんでこんなに使い切れないほどノートを買ったんだろう?」

 

「次はタダでもらうモノにも注意しよう」

 

「今後5年間くらいはノートは買わないでおこう」

 

使っていると、たくさんの反省も浮かんできます

 

 

こうやって使い切ると

所有した責任を取ることにもなります

 

 

そして、使い切ると思いがけないイイことがありました

 

得も言われぬ、達成感です

 

小学生の時に、

小さくなって握れなくなったえんぴつや、

最後まで使い切った消しゴムがあると

使い切ったぞ!という充足感で満たされましたよね

 

その感覚です

 

 

使い切ったときの達成感と

重荷が一つ減らせた安心感は

 

使い切ったからこそ、得られるご褒美です

 

 

 

アイデアを働かせて使い切る

例えば、バッグ

ファッション的なバッグとしては持ちたくなくなったバッグなら、

エコバッグにしてしまうのもステキです

 

もし本革のバッグなら、

エコバッグにしてしまうなんて、なかなか贅沢だしクール

 

 

ときめきを感じないタオルやハンカチは

我が家ではそのままテーブル用のふきんとして活用していますし

 

 

合わなかったコンディショナーは柔軟剤がわりや、

殺菌作用や油分もあるので、

薄めてフローリングの床掃除なんかにも使えます

 

 

この使い切りアイデアを実行するためには、

 

いつか使おう!じゃなくって

思い立ったら『スグ』に使うのがコツです

 

あたまに浮かんだら、

そのステキなアイデアを『即』実行しましょう

 

 

アイデアはすぐあたまの中から消えてしまうし、

「あとでやろー」と先延ばしにすると

結局またタンスの肥やしになってしまうので、スグ使ってみましょう!

 

 

 

 

捨てたくなかったら、うまく共存してしまうのもアリ

もし、わたしのように

まだ使えるモノを捨てることに罪悪感を覚えるなら

 

いっそのこと

『使い切る』のも、存外悪くないですよ!

 

『気に入らないけれど使えるモノ』には

ときめきはないけれど、

 

道具と向き合いながら、使い切ると

思いがけない発見や達成感が得られますよ

 

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