こどもの記念写真は、もうスタジオで撮らない

こどもの記念写真は、もうスタジオで撮らない

かわいいこどもの記念写真、

最初はスタジオで撮ってたんですよね

 

 

着せたいオシャレな衣装もたくさんあって、

どのポーズも、表情も可愛くって、

全部残したい気持ちで胸がいっぱいになってました

 

何万円も使ったこともあったと思います

 

 

とにかく可愛くって、

「記念日には、必ずスタジオで写真を撮りたい!」って思っていました

 

 

 

 

でも、ある時

スマホのアルバムから写真を見返してて

ある『違和感』を覚えたんです

 

 

アルバムをずっとなぞっていったとき、

 

そこにはスタジオでバッチリおしゃれさせられた

少し困ったようなこどもの顔を見つけました

 

その時は、

そのはにかんだ顔も「最高にかわいい!」って思ってたのに

 

今になって見返すと、

 

緊張して笑いたくなくっても、

だましだまし笑わされた顔がありました

 

 

 

わたしたち親が知ってる

『楽しい!』の笑顔じゃないんですよね

 

 

そして、気づいたんです

 

着飾った写真より、

 

普段着だけど、

今にも笑い声が聞こえてきそうな

はじける笑顔の写真が

わたしには、とても眩しく思えたんです

 

 

 

それ以来、

スタジオで撮ることはやめました

 

 

 

 

 

残したいのは、記録?それとも記憶?

昔みたいに写真が貴重で、

 

『家族の歴史を1枚残す』

そのために、晴れ着でバッチリ写真を撮るのは

心情として、とてもよくわかります

 

 

 

でも、今は誰だってスマホを持っていて

画素数はとんでもなく上がってて、

 

手ぶれ補正に、美肌補正、

ピント合わせだって自動でやってくれるから

 

素人だってプロ顔負けのキレイな写真が撮れるようになりました

 

 

それに、親は四六時中こどもたちと一緒だから

モデル(こども)がどんな時に最高な顔を見せてくれるのか

一番理解しています

 

 

プロカメラマンは一日中こどもたちに張り付いてるわけにはいきませんから

ベストショットを撮れる可能性はわたしたち親の方が高そうです

 

ミナ
ミナ
だって、カメラの前で

いつもふざけてやっている変顔なんてやってくれないですもんね

 

 

だいたい、こどもは自分の七五三の写真なんて、

大きくなってほとんど見返さないと思うんです

 

あって、数回

しかも「ふーん」くらいの感想しか返ってこないでしょう

 

 

思い出としてとっておきたいのは、むしろ親のほう

 

 

そして

べつにスタジオで記念写真を撮らないからって、

「ひどい親だ!」と非難なんかされないと思うんです

 

ミナ
ミナ
もし、なにかこどもに言われたら
「そのお金でディズニーシーに遊びに行ったんだよ!」と正直に言っちゃいます

 

 

だから、

わたしは自分の心が最高に動いた

その子の個性が写った一枚を残したいって心から思いました

 

 

 

もし、こどもが写真見せて!と言ってきたら

 

今まで撮りまくった

面白しゃしん、最高にかわいい写真、ブサカワなふくれっつら、

食べ物でグチャグチャの顔なんかがたっぷり詰まった

自慢のアルバムを披露したいと思っています

 

 

 

 

 

 

 

欲しいのは、キレイな写真じゃなかった

わたしが欲しいのは

着飾って、緊張した顔のこどもの写真じゃないって気づいたんです

 

スタジオで使うはずだった〇万円で、

旅行でも行って、そこでの楽しい思い出や笑顔を残したいです

 

この先何年か、何十年か経ったとき

『振り返りたいこどもの顔』は普段の、

何気ない幸せな一瞬一瞬だと思います

 

 

だから、今はスタジオよりも

スマホで『最高の瞬間』を写真と動画に収めまくることに

集中します

 

 

もちろん、スタジオで写真を撮るのもワクワクするし、

こどももいつもは着れない衣装にドキドキする

貴重な「主役感」はとてもいいものです

 

 

だからどちらが正しいか、という問題ではなく

『わたしは、なにを大切にしたいか』ってことだと思うんです

 

スタジオで写真を撮らない派は

たぶん、少数派だと思います

 

でも、自分の心の声を聞いたとき

「スタジオで写真を撮らなくってもいいかも・・・」と

思った時には、きっとその直感は合ってると思います

 

もし、「数年後、後悔するときがくるかも?」と

不安になった方には

参考になるかはわかりませんが

 

 

わたしは、

『スタジオでこどもの記念写真を撮る』のをやめてから

一度も後悔していないです

 

とても清々しい気持ちでいっぱいですよ!とお伝えしたいです

 

 

 

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